awkium: an awk interpreter


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bcss:任意精度電卓

bcssはUNIX bc(1)に似たawkiumに付属する任意精度の電卓です。
UNIX bc(1)の機能に加え、会計機能が追加されています。


awkiumでは以下の式が使用可能です。 表の上にあるほど優先順位は高いです。
演算子 結合 説明
() 関数を呼び出します
[n] 配列を参照します
++ -- 結合しない 変数をインクリメント・デクリメントします
- 結合しない 符号を反転します
^ 右から左 abを計算します
* / mod(拡張機能) % 左から右 乗算、除算、剰余、a-(a/b)*bを計算します
+ - 左から右 加算、減算を計算します
> < >= <= == != 左から右 2つの値の関係を計算します
! 結合しない 論理否定を返します
&& 左から右 論理積を返します
|| 左から右 論理和を返します
= += -= *= /= %= ^= 右から左 左の値を右に代入します


bcssはC言語に似た文を解析することができます。
{ ; ... }
複数の文をまとめます。

を表示します。

文字列
文字列を表示します。

if() 文1 [else 文2]
が真のとき文1を、 そうでないとき文2を実行します。

while()
が真のときを実行します。

for([式1]; [式2]; [式3])
最初に式1を1回実行し、 式2が真の間が実行されます。 ループの終わりに式3が実行されます。
coutinue文を使用したときにでも式3は実行されます。

continue
最も内側のループの先頭に制御を戻します

break
最も内側のループから脱出します

halt
実行を終了します

return
関数を終了します。 戻り値をで与えることができます。

print [式|文字列, ...]
を表示します。

roundingmode [文字列]
丸めモードを設定します(拡張機能)。 引数がないときは現在の丸めモードを得ます。
UP 切り上げます
DOWN 切り捨てます
CEILING 正の無限大に近づくよう丸めます
FLOOR 負の無限大に近づくよう丸めます
HALF_UP 四捨五入します
HALF_DOWN 四捨五入しますが端数が5のときは切り捨てます
HALF_EVEN 四捨五入しますが端数が5でその前の桁が奇数のときは切り捨てます

throw 文字列
エラーを発生させます(拡張機能)

quit
実行を終了します。この文は解析されたときに実行されます


組み込み変数

bcssでは以下の組み込み変数を使用できます。
scale
使用する小数以下の有効桁数を得ます(指定します)。

pi, π
円周率を現在のscaleで得ます。この変数は読み込み専用です。


組み込み関数

bcssでは以下の組み込み関数を使用できます。
length()
の有効桁数を返します。

scale()
の小数点以下の有効桁数を返します。

sqrt()
の平方根を返します。

irr(初期投資(負数) [,利益 ...])
内部利益率をパーセントで返します(拡張機能)。


数学ライブラリ

数学ライブラリが有効のとき、bcssでは以下の関数を使用できます。
s(x)
sin(x)を返します(xはラジアン)。

c(x)
cos(x)を返します(xはラジアン)。

a(x)
atan(x)を返します(結果はラジアン)。

l(x)
ln(x)を返します。

e(x)
exp(x)を返します。

j(n, x)
整数n次のBessel関数を得ます。

js(n, x)
整数n次の球Bessel関数を得ます(拡張機能)。